新春・高専カンファレンス2012 in 東京を開催しました

遅くなってしまいました。
1/14~1/15に、新春・高専カンファレンス2012 in 東京を主催してきました。
両日合わせて250名以上の人が参加する今までにない規模になり、自分でもびっくりしています。

当日までは不安もいっぱいで大変だったけれど、開催したらとっても楽しかったです!来てくれた人がも楽しんでくれてとても嬉しかったです。個人的に、高専と縁がなかった人から、関係なくて大丈夫かと思ったけど来てよかった、パワーをもらえたと言ってくれたことが特別嬉しかったです。
 また、ブログでふるコン場外乱闘みたいなのが始まってて、楽しんでくれた上に次につながっていて、すごくいいなと思いました。このアイディアを出して、実現まで持っていったるーくちゃん(@RooandQoo)はすごいなあと思います。

超個人的な新春カンファにかけた想い
新春カンファでは2つのことを実現したいなと思っていました。

一つ目は、大きな舞台で発表する楽しさを多くの人に実感してもらいたいということです。私は、2年前の高専カンファレンス 2009秋 in 東京に参加し、初めてLTで発表して、衝撃を受けました。私の発表を、200人近い人が興味を持ってくれて、たくさんの反応が返ってきたことに驚きましたし、とても嬉しく思いました。今までの中で一番楽しい発表だったかもしれません。まさに会場が一つにつながったことを実感した出来事でした。
 こんなに大勢の人が、好意的に話を聞いてくれる、そしてこんな大きなステージでできるというのって、滅多にないのではないか。なので、今年もそういった場を作りたいと思いました。

 もう一つは、新春カンファで得たものを新春カンファ以外につなげたいということでした。私自身、発表がきっかけで高専カンファレンス 2010秋 in 東京のスタッフとして誘っていただき、当日レポーターなんかをやらせてもらいました。たくさんの経験をさせてもらい、カンファきっかけにして自分が成長できたので、新春カンファでそういう人ができるだけいっぱい生まれてほしいと思いました。

 開催してみて、多くの人に発表してもらえたこと(しかも初発表の人がとっても多かった!)、次につながるきっかけを多く作れたと思うので、私の想いは達成できたのではないかなと思っています。

実行委員長を名乗ったからとて実行委員長になれるわけではないと知る
 私は、スタッフ20人以上を束ねてこんなでっかいイベントを主催したことなんかないし、最初はどうしても去年開催した2010 in 東京と比べてしまうことがありました。
 実行委員長らしくとは引っ張っていくことだ!と思って、自分で考えて決めて進めていました。決めることがプレッシャーになったり、うまく行かないことがありました。でも、よく知った狭い範囲の仕事をするならともかく、カンファの運営はの持つ範囲は広いし、私はそのすべてを知ってる訳ではないし、何も知らずに良い判断を下せるわけありません。

ということに結構あとになって気づきました。

 トピックを持ってきた人や詳しい人に、なんで問題だと思うのか、それをやるとどんないいことがあるのか、もっと聞いていけば良かったと思います。私ができることなんてほんの少ししかないです。無理にやろうとせず、そのまま自分のできないことはもっと皆に力を貸してもらえば良かったなと思っています。

次にやるときはそういうリーダー、チームを作れる人になろうと思います。

最後に
 スタッフのみんな、実行委員長のるーくちゃんとともよちゃん(@ttmtmy)、一緒にカンファを作れて良かったです。ありがとうございました。
 ただ、実行委員会のみんなもそうだと思うのですが、「良かったけどもっとよくできたはず」と思うことがいっぱいあります。少なくとも次は、次の高専カンファレンスかもしれないし、また別の形かもしれないけれど、そのときは、「もっとよくできたはず」を「できた」にして、みんなと再会したいと思います。いや、します!

来てくださった皆様、一緒にカンファを作ってくれてありがとうございました!またお会いしましょう!

追記:
私が新春カンファの写真をいつでも見れるようにしたいのでkosenconf038tokyoタグのflickr貼っとく。
http://www.flickr.com/photos/tags/kosenconf038tokyo/


おまけ:フリーダムプレゼンテーションについて
 フリーダムプレゼンの企画を主にやっていたのは私なんですが、その話を少し。
 多くの高専カンファの発表は、部活の話だったりガチの技術の話だったりキャリアの話だったりと多彩なんだけど(情報系がまだまだ多めだけどね・・・)、発表の形式が固まってしまっている気がしています。スライド作ってースライド見せながらしゃべってー みたいな。それで、せっかくいい舞台があるんだからそれを破ってみたいなあ、もっと、動きや音、聴衆とのやり取りがあってもいいのに、こんなことしてもいいんだ!と思ってくれたら・・・ということで企画してみました。
 結果、彼女をステージに立たせてのろけたり、実験や動きで魅せた本木さんの発表だったり、それなりにいろいろなプレゼンを見ることができたかなと思います。
 ただ、もっとフリーダムを期待してた!という声が結構あったので、もっと説明や募集を工夫すれば良かったなと思います。ちょっと高専生に対して遠慮していたところがあったと思います。もっと無茶振りすればよかったかもなあ。